漫画、いい感じにする

ユニコーン男子描いてた時の備忘録です。
(当サイトには後日アップします)

作画は簡単に済ませるつもりだったけど、なんだか画面が寂しく見える…!?
ということで、画面を少しだけいい感じにするための小手先あれこれ。
内容は初心者向け!

まずはBefore Afterをどうぞ

まとめ:手数を増やせば華やかになる!

でも背景とかちゃんと描こうとすると、それだけで何時間もかかっちゃう…

キャラの顔だけ描いてたい人間としては、サクッと描く漫画なら手軽&現状より少しリッチに見える程度の”盛り”でいいかな〜と。

ということで細かく見ていきますね

Before段階

グラデよりもトーン多用

点々のやつは手軽に情報量が増える感じがします。
背景被せは60線、セリフ間を横断したり時間経過コマは15-20線、
間の抜けたシーンは5-10線の5-20%ぐらいで荒くするといい感じ!

After段階

網トーン追加

全てとはいかないけどある程度解決してくれる、ズボラ三種の神器。
有用すぎるけど、印刷物だとモアレの原因になるので要注意。

線の強弱

上・左がAfter、右・下がBeforeです。

私は細い線で描くのが大好き!
でも引きで見ると画面が寂しくなる原因に…。

パーツの接地面を太めの線にするとちょっとリッチになります。
でも線引く時の力加減で強弱付けられる人には不要の工程。

ギャグコマの時は結構思い切りよく太線にしても大丈夫です。でした。(実体験)

髪ツヤ

ツヤの入れ方にも寄りますが、グッと情報量が増えます。
線画の時点で美しい髪を描けるならここで情報量増やさなくてもちゃんと映えるんですけど、それはもう職人技の域ですからね。

目のコントラスト

やっぱり色ベタ塗りだけで色置くよりも、上1/3程をより黒くしたほうが綺麗です。
目は楽しいパーツだけど、凝り始めると延々描きこんでしまう…楽しいから余計に…!

背負うバラを変更

バラ単品→葉っぱ付きバラに変えてコントラストが付いた背景にしました。
これは視線がとっ散らかるので諸刃の剣ですね。
今回は失敗寄りかもしれない。

影の落とし方

柚妃平(ユニコーンじゃない方)の髪影を、
もとの落ち影に自然影?シェード?を足して陰影面積を増やしました。
小手先テクとしては結構有用かも。

楽ちん2影

1色塗りつぶしだと味気ないけど、2色使うのもなぁ…レイヤー増やしたくないなぁ…
って時あるじゃないですか。

線画レイヤーに斜線で影入れれば良くない!?と気付いて、ちょっと影欲しいとこに付け足してます。

2色使って塗りつぶしの方が楽か、シャシャっと入れちゃうのが楽かは人によると思う。
あと描き込み工数と最終的な完成形(画像データか印刷物か)にもよるかな。

ふりかけ

キラキラとかお花とかの細かいやつをふりかけておくと画面寂しさはなくなります。便利。
これも諸刃の剣系ではあるかも。

おまけ

実は柚妃平の性別、ずーっと迷ってます。

あまり動じない=幼少期からヤバいもん(🦄含む)に出会いがちな家系ってことは、
長男として祟られるのを避けるため女の子として育てられた可能性が高いわけで…!

考えれば考えるほど、こやつ男では?と思えてくる。

ただ柚妃平が男の娘だとこの漫画は男しか出てこないことになる。

ついでに1mmだけ可能性があった恋愛要素が完全ゼロになります。
可哀想なセリヌンティウス…。

🦄.。oO(🥺🥺🥺)

あとプロット描いてる時だいぶ大波に乗ってたせいか、2話目もあるし新キャラもいます。

でも彼が登場するまで描けるかは分からないのでここでお披露目です。(何者なのかは秘密!)


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